乾燥調整を行います

お米を販売できるようになるまで、

この先まだまだ長いのでどうぞゆっくりお付き合いください♪

 

 

年々消費量が減っているとのことですが・・・、

お米は年中食べることのできる日本人にとって大事な保存食。

そのために、

保存に適した水分量に調整しておくことが不可欠で、

その大事な過程が乾燥調整作業です。

 

その昔行われていた天日干し。

天日干しに少しでも近づけるように、

「一気に」ではなく、

「ゆっくりじっくり時間をかけて」水分を抜いていきます。

 大きな乾燥機の中をムラなく乾燥させるためにも、

1~2日の時間が必要になります。

 

手前に2機、奥に4機あります!
手前に2機、奥に4機あります!

乾燥機は全部で6機あり、

それぞれに水分量を予め設定できるようになっています。

が、それとは別に水分計を使って、

こまめに人の目でチェックしていきます。

 

未熟で青い粒はもともと水分量が高く、

ほかの籾の水分にも影響を与えたり、

余熱で乾燥しすぎたり、

その乾燥機のクセだったり、

最終的にはチェックをするメーテルくんの経験値がものすごく大事になります。

毎年きちんと検査を通している水分計
毎年きちんと検査を通している水分計

 

そして、

厳し~いメーテルチェックを通過した籾たちは、

次は籾殻を取り除く機械にかけられます。