乾燥機のなかへ

刈り取った稲は、

保管に適した水分になるまで

じっくりゆっくりと乾燥させます。

この「じっくりゆっくり」というのが重要。

乾燥機の中に天日干しに近い状態を作ってあげて、

お米のうま味をしっかり凝縮させます。

あせって急激に乾燥させると

お米に大きなストレスを与え、割れの原因にもなります。


乾燥機への投入方法は結構豪快です。

このときのために、

やまだズの軽トラはすべてダンプ仕様です。

あとはエレベーターに乗って、

乾燥機のなかへ送られていきます。


どの乾燥機にどのくらい入るか、

どの品種を入れるか、

 全体的な機械の不調はないか、

(これがまた頻繁にトラブルが~・・・)

稲刈り期間ひたすら乾燥機小屋にこもって

オペレーティングを務めるのがメーテルくんです。

稲刈りというと、

田んぼでのコンバインを想像される方が多いと思いますが、

そちらは花形。

だけど、

実際見られることのないこの地道で地味な行程こそ、

お米の最終的な出来具合が決まる重要な段階となります。

出荷できるまでのその行程はまだまだ続くので、

少しずつお伝えしていきます。